いつもブログのコメントから貴重な情報をくださっているよねさま。
よねさまブログはこちら
>>>よねの備忘録
私、コメントを日々参考にさせてもらっているのですが、そのよねさまからいただいたコメントを探すのに手間取る日々。
そこで、よねさまに許可をいただき、よねさまコメントをまとめたものを記事としてアップすることにしました。
目次から目的の箇所に飛べます。
よねさまの、医学部受験時の勉強方法など、参考になる内容ばかりです。
※修正等せずコメントをそのまま転記させていただいています※
小学生の学習に関して
【小学生】運筆力の改善策
運筆能力の改善策として、
「秋田式学習ノート」は如何でしょうか?
「秋田式学習ノート」「主婦の友社」でググると
旧版ながらkindleで読める本があります。
次男さんの場合、解答欄が小さいことが問題でしょうから、
中学年が使うノートが良いのかな、と。
急いで取り戻そうとするのではなく、
本人の成長ペースにあわせ、ゆっくりですね。
中学校になると、「平常点」をつけるパターンとして
①学校指定の「ワーク」を提出させる
②「ワーク」の指定はないが、家庭学習のノートを
提出させる。
秋田式ノートは②のパターンに強みを発揮しますし、
①の場合でも、「ワーク」を何周か演習させるのにも使えます。
【小学生】運筆力なし・国語苦手な子へのアドバイス
勉強は苦しいもの、という「勉強嫌い」を作ると大変ですから、
根拠のない自信でも良いと思いますよ。
学研の「中学受験 まんが攻略BON!」シリーズを
理科・社会などで推薦しておきます。
ただ、国語や運筆は放置もできませんから、
学習の視点を変えてみるのもよいかもしれません。
「すべての成績は、国語力で9割決まる!」(ダイヤモンド)
その子に、合う、合わないがあるでしょうが、
この中からひとつでも、ふたつでも取り入れたら如何でしょう。。
もし「四文字熟語」に興味を示してくれるなら、
まんが攻略BON!の「四文字熟語」を教材に
この本に出てくる「まっくろ大作戦」で、
四文字熟と、運筆の両方の練習ができますね。
読解は「新・日本語トレーニング」の1巻め
基礎国語力編(上)がよいでしょう。
「論理エンジンJr」小学3年と比べても、
段違いにレベルアップしたという印象はありません。
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音読の有効性は、英語のカリスマ講師・安河内哲也氏も
体験したそうです。英語の音読から始まって、
世界史の学習にも、有効だったそうです。
「新・日本語トレーニング」ですが、
赤ペンで、どんどん答えを書き込んで良いと思います。
何度か、問題と答えを音読したのちに、
赤シートで答えが隠れるようにして解ければOKです。
高校数学の問題集でも、初見で解けることはまれで、
何回も復習していくうちに解けるようになります。
出口汪氏は言います。
年齢により「論理的国語」の学習が難しい場合がある。
その場合、基礎知識を蓄積することは有効である、と。
そして「基礎知識の蓄積から論理へ」というのが
出口氏の国語の基本です。
西門先生の「国語は暗記から」というのも、
同じような考えに沿っていると思います。
江戸時代の寺子屋では、音読の繰り返しにより、
「暗記する国語」から入っていました。
子どもの精神年齢の発達により、いつか、
基礎知識の蓄積が論理に結び付くと信じてみませんか?
【小学生】読解力を伸ばすための問題集
国語の読解力について苦戦しているようですね。
①「算数と国語を同時に伸ばす方法」(小学館)
p97~p100まで引用します。(一部省略あり)
先生たちが入試問題で見ようとしているのは、
・言葉の正しい意味と使い分けを知っているか
・同音異義語を使い分けられる漢字の知識があるか
・「それ」「その」などの指示語がさしている内容
・ひとかたまりの文章から、何が言いたいのか理解できるか
(中略)
たとえば、説明文では「作者が最も言いたいことはなんですか」と
作者の主張を問う問題がよく出されますが、何度も繰り返される
言葉が答えとなります。
(中略)
設問を先に読んでから問題文を読むとミスが多くなるのも、
答えを探そうとして、読み落とす言葉が多くなるのが原因です。
中学入試の国語の問題文は長いものが多く、全部読んでいると
時間がかかってしまいますが、最初からきっちり読んだ方が
設問の答えが早くわかり、結局は時間の節約になります。
・読みながら、空欄は自分の言葉で埋める
・物語文であれば、感情を表す言葉や動作の部分に傍線を引く。
・論説文であれば、繰り返し出てくる言葉や
いろいろなたとえの部分に傍線を引く。
これらをやった後で設問を読むと、とても解きやすいはずです。
(中略)
そのルールの中には、非常に重要なルールでありながら、
多くの子どもが気づいていないものがあります。
そのルールとは、
問題に書かれていないことを勝手に想像してはいけないことです。
(中略)
「野原に赤い花が咲いている」と書かれていたら、
赤い花が咲いている野原を想像してもかまいません。
でも、花の周りにチョウが飛んでいることまで想像してしまうと
アウトです。
②「出口の小学国語 レベル別問題集 0理論編」(東進ブックス)
①の内容をもっと詳しくしたもの、といえばよいでしょうか。
【小学生】国語・基礎知識向上に役立つ問題集
①ふくしま式「本当の語彙力」が身につく問題集
-「対義語」だけを100セット集めた本です。
-「対比」は国語で非常に大事です。
②語彙力アップ1300(みすず舎)
・小学基礎レベル
・中学入試レベル
-「大学受験の教科書」で、高校生が小学レベルの語彙を
復習するために推薦した教材です。
③「漢字検定」の対策本
「算数と国語を同時に伸ばす方法」は
長男さんの算数に効果的かもしれませんね。
算数でも、問題文の読み飛ばしをさけるため
音読を勧めていますから。
【小学生】論理的に「書く・話す」のに役立つ問題集
「論理的に聞こえるように話す」
「論理的に見えるように書く」
実は、「型」があります。
拙ブログでは、
「ホンモノの思考力」(集英社新書 樋口裕一)を
記事にしたことがあります。
http://blog.goo.ne.jp/gooa_yone/e/9dbc89931b42f4ec0cd32f3b73bb7746
小学レベルだと、
・親向け
ふくしま式200字メソッド”で「書く力」は驚くほど伸びる!
(大和出版)
・子ども向け
ふくしま式「書く力」が身につく問題集
ふくしま式「小学校の必須常識」が身につく問題集
(大和出版)
【小学生】小学生で身に付けておくべき要素2つ
小学生の段階でどうしても外せない要素が、
①漢字を含んだ語彙
②算数の計算能力です。
漢字については、いろいろな教材を試しているでしょうから、
「教材」ではなく「やり方」を考えてみませんか。
「中学受験」漢字1560が7時間で覚えられる問題集・大和出版
-この本は「やまもと式・見るだけ復習法」がメインです。
(注 いきなりこの本をやるわけではありません。)
「みるだけ復習法」については、
中間・期末テストに強くなる勉強法・大和出版
この本にくわしく書かれています。
(kindleで読めますし、他にも参考になる情報がいろいろあります。)
実際に次男さんにあった漢字の教材は、
小学校の全漢字1006を5時間で攻略する本・PHP出版
-この本は、小学校中学年レベルの、お話の中に、
漢字が取り入れた本で、とっつきやすい。
肌に合わないなら、すでにお持ちの「徹底反復漢字プリント」です。
「みるだけ復習法」で、漢字10個を覚えたら、ゲームをしてもよいとか・・
(週末の土日にその週の復習をしなければ、効果は失われます。)
週30~50個、コツコツと続けていくのが良いと思うのですが。
書き順とか、辞書替わりに使うサブの教材が
調べて覚える〇年の漢字辞典ドリル・学研 ですね。
【小学生】漢字の「忘れた」に最適な問題集
「使わないと忘れる」というのは、恐ろしいものでして・・
極端な例を挙げますと・・
我々、医者5名が、
「そういえば2次方程式の解の公式ってどうだったっけ」となって
誰も思いだせませんでした。
全員、国立医大出身で、受験科目に数学はあります。
「あっぷー塾」用に、教材の紹介をしておきますね。
①ふくしま式200字メソッド「書く力」が身につく問題集
(引用開始)
世の中にある「書き方」系の本・問題集は、
一見、力がつきそうに思えても、何をすればよいのかがあいまいで
真似しづらいため、結局は目に見える成果が上がらないものが多いのです。
繰り返しますが、技術とは、真似できるものでなければなりません。
そして、書く力を伸ばす問題集は、とことん真似させるものでなければ
なりません。
そうです。
この本の最大の特長。
それは、真似にこだわっているということなのです。
いわば、この本は「お手本集」であると言えるでしょう。
(引用終了)
原稿用紙に書かせることが目標です。
書かせていくと、その中に出てくる漢字は思い出すかな、と。
②「いっきに極める」シリーズ(くもん)
漢字は1~3年と4~6年の2冊。
学年別ではなく、グループ別や部首別になっています。
算数は、例えば「分数」は学年横断的に、「分数」だけ扱っています。
中学生の学習に関して
【中学生】中1~高校1年くらいまでの部活との両立も含めた勉強に関して
中学校になったら、中学受験塾みたいな、
スポーツまで犠牲にした塾通いは成立しません。
だからと言って、家庭学習の習慣がないのが不安ですよね。
早稲田アカデミーのNNコースにある学校のどれかでも
学校の授業をキチンと理解し、学校から課される課題を
キチンと残る形にできるのは、せいぜい3割。
視点をかえて・・
中学校~高校1年ぐらいまでは、学校の授業のペースでは
あるものの、大学受験の教材に取り組めるだけの基礎は、
落とさない。
部活はキチンと楽しむ。
こういう方針なら、「すらら塾」があります。
e-ラーニングの「すらら」を個人塾が取り入れたものです。
うちの街の例として
https://tsukimigakudo.com/
「すらら塾」なら、そう遠くないところにあるはずです。
学校の授業の予習、復習をしたいなら、
「すらら塾」に加えて、チャレンジ(中高一貫校向け)ですかね。
ホントは拙ブログのエントリーを作って
それを投稿する「エントリー投稿」をしたいのですが、
現在、舌がんに取り掛かっていまして・・
【中学生】高校受験に向けた勉強~数学~
・高校受験対策の入塾ですが、
中3・6月がベターと考えます。
理由は、最後の中体連が終わるから。
最後の中体連をやらずに通塾はかわいそうな気が。
「やることやった」から受験に集中するほうが
気持ちの切り替え的にも良いと思います。
・数学の難問です。
規則性の問題、数の性質の問題、動点の問題など
中学受験で難関とされる部分が高校受験でも難問になります。
TOP高狙いなら通塾が必要かもしれませんね。
・高校受験数学について補足。
難問は、TOP高で数学が8割以上必要な場合。
中上位高で、差がつくのは、
a 図形と関数の融合問題
b 方程式の文章題
c 図形の証明問題
などです。
TOP高を受ける場合でも、英語・理科・社会の3科目は
勉強量に比例して安定して高得点が取れます。
(実は大学受験も同様)
数学で高得点が必要か、内申点などを含んだ
総合的な戦略を考えてみてください。
【中学生】高校受験に向けた勉強~英語~
英語ですが、
「本多式短文英単語」「本多式速読長文」(文芸春秋社)の
2冊を軸にすれば、家庭学習で対応できると考えています。
・単語・熟語、文法、リスニング、ライティングなど
要素ごとにバラバラに学ぶのではなく、
読む、書く、聴く、話すの4能力を
同時に身に着ければ良いじゃないか、ということです。
・上記理由で教科書のCDは必要
予習はスタディサプリの教科書別講義動画、
知識定着のために、教科書トレーニングが必要です。
長男さんの場合、検定教科書でないでしょうから、
進研ゼミの「受業チャレンジ」が必要だと思います。
【中学生】高校受験に向けた勉強~国語~
・国語ですが、説明文や心情把握文は、中学受験と高校受験で
たいしたレベル差はありません。
出口汪氏が問題文を見ただけでは、どっちが大学受験で
どっちが中学受験か、区別がつかないと言っているぐらいです。
この2つは小6のうちに教科したいですね。
いろいろな文章を読むことにもなりますし・・
国文法や古文はスマイルゼミと過去問で対応可能、
わざわざ通塾の価値はないかな、と。
【中学生】高校受験に向けた勉強~理社~
・理科、社会もスマイルゼミ+過去問演習で
通塾の必要なし。
【英単語】の暗記方法と問題集
単語は文章の中で覚えるのが良いですね。
https://blog.goo.ne.jp/gooa_yone/e/53526a078e85b7c557a4159d436ffdbb
まずは、
・「本多式・反復基礎」(文芸春秋社)
書写が運筆トレーニングにもなります。
・「ひとつひとつわかりやすく」中学1年生(学研)
中学1年生が良いと思います。
次に
・「本多式短文英単語」と
・「ひとつひとつわかりやすく」
中学2年生 中学3年生
公立高校入試には、長文の速読が必要です。
・「本多式速読長文」
・「中学版 速読英単語」(Z会)
このあたりの参考になるのが
偏差値30のレベルが中学英語です。
ここにでてくる「ひとつひとつわかりやすく」は
学年別と内容が同じです。
単語は、断然、「速読英単語」ですよ。
理由は、高校入試に英語長文が出題されるから。
高校受験の英語長文対策は、種類が少なく、
CD付の教材は、稀です。(探してみてください)
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スマイルゼミの英単語は、「動画を見るため」という
モチベーションがありますので、そのまま続けてください。
中1の英単語が終わりましたら、
「中学英語反復基礎」(語学春秋社)へどうぞ。
最近の主流は、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能を
同時に鍛えるのが効率的ではないか、ということで、
このような教材が作られました。
「書く」が最大のネックですが、罫線の大きな英語ノートで、
1回あたり「書く」だけ1/2の量にするとか・・
そのぶん、読む+聞くが増えますから、
例文暗記が強化されますよ。
【中学生】数学の進め方(通常の授業)
数学に関しては、
1.「スタディサプリ」や
「ひとつひとつわかりやすく」の講義動画
2.「ひとつひとつわかりやすく」
レ点が3つ付くまで
3.「くもん基礎がため100%」
4.「受験生の50%以上が解ける落とせない入試問題」
(旺文社)
4. 「自由自在・問題集」(中学教育研究社)
【中学生】高校数学のためにクリアしておきたい中学数学単元
語学春秋社・未来を切り開く学力シリーズ
・中学数学基礎編「小河式プリント」
・中学数学発展編「関数」
・中学数学発展編「図形」
・中学数学発展編「確率・統計と総まとめ」
・中学数学発展編「入試実践」
単元の分け方が、体系数学と似ています。
逆に単元が公立中学の並びと違うので、
使いづらい人が多かったのですが・・
「関数」「図形」の2冊さえクリアーできていれば、
高校数学を取り組むための中学数学はクリアーですね。
(あとは小学レベルの四則演算と、
中学レベルの因数分解など、
正確かつ高速にできること)
【中学生】内申と進学に関して
内申点には困ったものです。
私も英語では「5」がとれませんでしたから。
偏差値の高い学校=進学実績が良い、ではありません。
進学校や進学塾って、「できる生徒をさらにできるように」に
目が行っていて、トップ集団から落ちこぼれた生徒にたいしては
挽回策をさずけないで、ただ「勉強しろ」というところが多いです。
実際には、躓いたところまで戻って、一歩一歩、教材のレベルを
あげていけば良いだけなのですが・・
自称進学校が、レベルが高い教材を課題にして理解不全になったり
あるいは、山のような課題をこなすことで精一杯で、
真に自分に必要な学習ができなかったり・・
そういうワナを解説しているのが、
「[改訂新版]学校に頼らない 和田式・中高一貫カリキュラム
: 東大・京大・医学部を目指す6年一貫校の中学生へ 」です。
ワナの内容を解説している前半1/3と、
親が自分の体験を教えてあげられる最後の章がお薦めです。
「灘」や「ラ・サール」が基本を重視し、
自称進学校が、かえって難しい教材をやるのですから
何かの悪いギャグに思えてしまいます。
この本に書かれているワナは、公立高校にも当てはまります。
私の母校「札幌南」は、「勉強するのもしないのも自由」
すなわち「自由」「自主自立」が校訓で、宿題や補習授業は
ほとんどありません。
しかし、進学実績は、「日比谷」に匹敵します。
偏差値は日比谷の方が高いのに。
札幌南の強みは、
①中学校までの穴がない
②「やればできる」と信じていること
特に②の意識が強烈に高いです。
さて、独自路線をとった場合、
自分がどの段階にいるのかの評価方法が難しいのですが、
「センターの過去問」が重要な指針になります。
平成で終わってしまうセンター試験ですが、
共通一次を含めた40年、受験生の基礎力を測る良い指針でした。
7割以下は「どこかに穴がある」
高2終了までに8割に到達すれば、東大・京大レベル。
よって、来年に発売される過去問(河合塾の黒本がお薦め)や
対策模試の過去問集(解説が優れている)は「買い」ですね。
【中学生】おススメの講義型問題集
あっぷー家の強みは、中学受験の学習を行っていたので、
「講義型参考書」の日本語を苦にしない点にあると思います。
小学校で国語が残念な子には難しいのです。
(対策としては、サイパー+漢検が正解だと思いますので
そのまま続けてください。)
中学の「講義型参考書」のおすすめは、
・社会
「〇〇が面白いほどわかる」シリーズ(KADOKAWA)
・英文法
「やさしい中学英語}(学研)
「イラストで解く中学英語総復習」(語学春秋社)
・数学
「やさしい中学数学」(学研)
・理科
「図でわかる中学理科」(文芸春秋社)
-講義ではなく問題集です。
紙媒体は、電子媒体と比べ、検索性に劣りますが、
一覧性に勝ります。
【中学生】中高一貫校でおすすめの英語教材
①進研ゼミの中高一貫コースに
長男様の進学先の教科書に対応した授業チャレンジがないか
調べてみるべきです。
英語だけでなく、他の科目にも授業チャレンジが
利用できれば、Z会よりベターだと思います。
②英文法の講義本ですが、
「やさしい中学英語」(学研)
-中学レベル
「大岩のいちばんはじめの英文法(超基礎編)」(東進ブックス)
-中学~高校への接続レベル
予習の参考にしてください。
③英語だけ、ネット家庭教師「Netty」を利用しても良いかも。
長男さんの学校のOBを指定できるかもしれません。
④「学習の作法」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
kindle版あり
この中の
「99パターンでわかる中学文型の総整理」(学研)
-通学時間を利用した、”瞬間英作文”
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全科目を満遍なく強化しようとしては、ハマりますよ。
英語・数学の2科目に重点をおくべきです。
さらに言うと、英語に時間を取られるようなら、
数学は、検定教科書準拠の「教科書トレーニング」
「教科書ワーク」の2冊を繰り返し解き、
基礎力だけ鍛えていれば高校の範囲に入ってからでも
巻き返しが効きます。
(たぶん、「青チャート」か「フォーカスゴールド」が
指定教材になると思うので、使い方はそのときに)
【中学生】中学生のうちに読んでおくとよい参考書
他に中学生の間に読んでおいてほしい参考書
・「読むだけ小論文」(学研)
-昨今では新聞記者のレベルが下がりましたので
小論文の教材が「論理的国語」を学習するには吉。
・「ことばはちからダ!
現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 」
(河合塾)
-高校現代文の参考書ですが、中学生のうちに読みたい
・「そうだったのか現代史/日本現代史」(集英社)
-戦後史って、学校では時間不足で授業で扱いませんが、
ニュースや新聞を読むうえで、現代史はかかせませんよね。
【大学受験】数学が得意か、否かの判断とそれぞれの勉強法
【考える数学か、暗記数学か】
学校の先生や、数学者の先生は、
難しい問題は自力で考えなくては実力がつかないと
考えているようです。
数学の公式を覚えるには、導き方を覚えろとも。
よねにはできませんでした。
【数学が得意か、否かの判定】
高校では、数研出版の問題集が傍用問題集として指定されます。
「4STEP」「オリジナル」などです。
これらの問題集は、網羅性は良いのですが、
解説がお粗末です。どうしてその解法になったのか、
理解に苦しむことがでてきます。
傍用問題集を自力で解いていける人が数学が得意な人です。
数学が得意な人は、授業時間中にどんどん自力で解いていけば
他の問題集や参考書は、ほとんどいりません。
せいぜい「大学への数学」(東京出版)を読めば良いでしょう。
【数学が得意でない人は】
数学が得意でない人が、傍用問題集を無理に
全部やろうとすると地獄をみます。
数学の得意な人の2倍以上の時間がかかるうえ、
復習を行う時間がなくなるからです。
問題集は1回演習して身に着くものではありません。
間違えた問題を何回も復習してこそ身に着きます。
しかし、数学が得意でない人が全問題をやろうとすると
翌日の授業の範囲を予習するだけで、精いっぱいです。
何回も演習できず、かけた時間のわりに残るものが
少なすぎる、すなわち大学受験失敗への最短チケットになります。
もうひとつ多いパターンは、途中であきらめてしまって
勉強をしなくなってしまい落ちこぼれる。
TOP高でも良くみるパターンです。
数研出版の傍用問題集は、A問題とB問題の解けるところまで。
それでも3年間で2000題にはなりますし、
入試に備えた基礎体力がつきます。
学校の試験で「赤点」をとることはありません。
【数学が苦手か、否かの判定】
ズバリ、検定教科書を自力ですすめていけるか、です。
教科書は、〇〇の公式は~~~~~~である。
次に〇〇の公式を使った例や例題を解いていくうちに
だんだん解ってくるという形式をとっています。
教科書だけでは、公式を身に着けるための演習量としては
不十分です。
傍用問題集のA問題を解いたり、
「直接書き込むやさしい数学ノート」(旺文社)で
演習量を積みます。
公式は頭で覚えるものでなく、手が覚えるものです。
【数学が苦手な人は】
公式〇〇がどういったものであるか、
概念をつかむための教材が必要です。
①「初めから始める」(マセマ)などの講義本
②初学者向けの授業動画
③進研ゼミの「受業チャレンジ」
その後、検定教科書+「やさしい数学ノート」
傍用問題集はA問題+B問題のできる範囲まででよろしい。
【青チャートにご用心】
多くの進学校で、指定教材となる「青チャート」
しかし、上記に書いたように、
検定教科書+傍用問題集のA問題、
この2つが前提となります。
いきなり青チャートに飛び込み自爆する人は多いです。
前提条件をみたしたうえで、
「数学は暗記だ」(ブックマン社)を読んでください。
よねさま大学受験時の勉強方法、使用問題集、偏差値など
拙ブログのエントリー
「劣等感が成績を下げる その1」
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______________________________
よねの出身高校は、札幌南。
全国的にみてもTOP公立高校のひとつです。
よねは、高1の夏休み前に学年350番(450人中)を取ります。
高校入学時に配布された進学のしおりによると、
北海道大学に合格できるのは学年120番以内。
そこで学習意欲を失いました。
さらに、よねは、自宅では勉強できない高校生でした。
受業内容が教科書をきちんと扱う日本史、化学、物理は、
落ち込むことはなく、学年の中上位でした。
酷かったのは、数学と英語の2科目です。
________________________________
【数学の授業】
教科書は一切扱わず、傍用問題集「オリジナル」を
黒板の前で生徒に解かせる形式でした。
指定されるのは、B問題の後半2/3の問題。
しかも解説がほとんどなし。
当てられても解けませんから、ビクビクものでした。
【よねの行動 現役中】
よねは授業中に寝ることができない性格でした。
「オリジナル」のA問題とB問題の前半1/3は
自力で解けますので、自力で解いていました。
高1・冬休み明からは、人に薦められた
旺文社の「基礎問題集」(絶版=基礎問題精講とは別物)
「数I」「基礎解析」「代数幾何」「微分積分」の4冊を
演習しました。1週間に1回2時間。
高3の夏休み前に終了しました。
代ゼミ出版の「基礎解析・代数幾何初級問題集」(100題)
「微分積分初級問題集」(65題)
=入試で「やや易」とされる問題を精選した問題集
この2冊を1周だけしました。
結果:センター175点
2次摸試:偏差値45(高3・12月の河合記述)
【浪人時】
前述の「基礎解析・代数幾何初級問題集」「微分積分初級問題集」
+「理系数学初級問題集」の3冊を夏休み終了まで
5周しました。
1題15分が標準ですが、最後は1題5分で解けました。
結果:
2次摸試:偏差値69.5(9月河合記述)
偏差値76 (8月代ゼミ)
これは東大理IIIレベルです。
以後、数学はペースを落とし、最終的に
河合記述の偏差値は60を少し切ります。
(旭川医大のボーダーが偏差値60)
_______________________________
【英語の授業】
教科書を、生徒に当て、訳させる授業。
教科書の半分しか終わりませんでした。
副教材として
「英語構文160」(桐原書店=絶版)
現代でいうと「基礎英文問題精講」が近い感じ
「英熟語ターゲット1000」(旺文社)
この2冊は、定期試験や校内実力テストにも
出題内容でした。
結果:
センター:123点
2次摸試:偏差値42.5(高3・1月河合記述)
【当人時】
「英語長文」の授業は、予習で全訳を行い、
講義内容を一言一句まで全部書き取っていました。
復習は、朝15分に今まで受けた講義ノートを。
1つの長文を最低20回は見直しています。
結果:
2次摸試:偏差値69.5(9月河合記述)
偏差値59.5(12月河合記述)
___________________________
___________________________
その2で考察をする予定です。
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