サイパー思考力算数というシリーズが大好きで、我が家でも結構な冊数を使ってきました。
小1から使えるサイパーの点描写。
この中でも、私は1の立方体バージョンが大好きで、幾度となくコピーをして幾度となく使っています。
こちらは見本の立方体を見ながら、同じ立体を下に書き写していきます。この点描写、ただ模写するだけなのに、立体図形が得意になる効果ありなのがすごい。
また、低学年ならば、「運筆力の向上」「集中力をつける」効果もあり。中学年の子なら、この点描写をやるだけで立体感覚が上がるという実感があります。
一番驚いたのが、小学校の体積単元が苦手だった高学年の子がやった時。体積を求めるにあたって、図のどこが「縦・横・高さ」になるのか?ミスが多かった子ですが、点描写をやった後は教科書の図が「立体」として捉えられるようになったこと。
サイパーの点描写を1冊やっただけでこの効果?と驚きました。
そのため、我が家では「点描写~立方体~」は頻繁に使用していたものの、他の2冊の登場は少な目。ですが、小6や中学1年生の幾何でも「対称」が出てくるんだよなぁとふと気が付いたのをきっかけ。
サイパーの点対称は、Amazonの見本でも見られますが・・・
中央に縦線が引かれており、左右が対称の線になるようにするというもの。
最初は簡単な一本線なのですが、ページが進んでいくと、大人でも怯むような図もでてきます。
こちらの点描写(線対称)よさ。
- 線対称とは、ある一本の直線で折り曲げてぴったり重なる という、「ある1本の直線で折り曲げる」という基本的(でも意外と抜け落ちる)な考え方が身に付く
- 立方体の点描写と同じく、集中力や運筆力の向上に役立つ
- 点描写(立方体)はササっとこなしてしまう子も、意外と線対称で苦戦する場合があり。線対称は小学生のみならず、中学にも続いていくものなので、やっておいて損なし。
等々、立方体とは違う図形感覚が身に付くのがポイント。
立体の点描写は得意でも、線対称になると全くできない子もいたりして、なかなか興味深いです。いろんな観点から空間や立体をとらえられるようになるよう、サイパーの点描写はセットで取り組むのがおすすめ。
点描写自体はサイパーでなくてもいいのですが、サイパーがおススメな理由は、価格が安く、薄いので完全に独立開きする。(ちなみに、我が家で使用している、ブラザーのA3プリンターなら、115%拡大でA3にコピーできます。)
また、点描写だけが収録されていて、繰り返しできるのもいいです。
やっぱりサイパーはいいなぁ~~。
サイパーの点描写(立方体)の記事もどうぞ。
>>>【小学生】サイパー13「点描写」はやるだけで図形問題が得意になる神ドリル
点描写(立方体)をやりつくしてしまったら、同じサイパーからでている「天才ドリル」もいいです。「天才ドリル」は、最終的には見本なしで書く方式。
また、この記事内で点描写の白紙用紙がダウンロードできるようになっています。(自作したもの)
>>>【小学生】「天才ドリル・点描写」遊び感覚で立体図形センスが身に付く!
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