ベストセラーの「学力の経済学」という本。
わたし、「反抗期はあった方がいい」とか「勉強でご褒美はNG」とか・・・「なんとなく」な話って、それ本当?逆の可能性はない?とついつい考えてしまう。
なので・・・
「学力」の経済学はデータに基づいて、学力を伸ばすのに役立つ事象を紹介してくれているので、ストンと心に入ってきた一冊です。
育児本って個人的な経験を元にしているのが多いんですよね。例えば有名な子どもが育つ魔法の言葉なんかも、確かに読んでいて感動しちゃったりするんですが。
まぁ確かにそうだろうさ。「見つめてあげたら子供は頑張るようになる」って本当かい!!とかね、ちょこちょこう~んって思う部分があったりします。
私が捻くれものだからかもしれませんが。
そんなわけで、育児本って基本的に読まないんですが、学力の経済学は記憶に残る話が多い。特に長男が中高一貫に通うようになって、「あぁ、学力の経済学にあったな」と思うことがままあります。
一連の研究から明らかなことは、子供や若者は、飲酒・喫煙・暴力行為・ドラッグ・カンニングなどの反社会的な行為について、友人からの影響を受けやすい。
この研究は学力の経済学に書いてあったかな?
米・フロリダ国際大学の心理学者、ライアン・メルドラム博士らによると、11歳の時の親友の知性が大人になった後の賢さに影響しているというのだ。
研究チームは1991~2007年までの間に米国の十都市の数百の家庭から集められたデータを解析した。データには715人分の子どもの10~15歳までの知能検査の結果が含まれていた。解析の結果、15歳時のIQは11歳時の親友の知能と強く関連している事が示された。ほとんどの親友は同じ性別で、年齢差は2歳以内、そして親友が賢いほど、当人の15歳時点のIQも高かったという。
興味深い事に、この結果は当人の10~11歳時点でのIQや知性に影響を与える他の要素の影響(家庭での学習機会の豊かさや母親のIQ、受けている教育のレベルなど)を考慮しても変わらないという。
興味深いのは、ある程度の年齢になると、子供に影響を与えるのは「家庭」ではなく「友人」だということ。
元々長男は、特に周りの雰囲気に影響を受けやすいタイプ。かつ雰囲気に乗っかっちゃうので・・・小学校では先生から「長男がクラスの悪い雰囲気を助長しています」と言われてことも。
えぇ、本当にその通り!!先生申し訳ございません、と何度謝罪したことか。
そんな長男ですが、中学生になって「変わったなぁ」と思う出来事が多いです。
例えば先日。
長男のクラスにやたらと「物をくれる」友達がいると、ママ友経由で聞きました。あぁ、アホな長男が調子に乗って「〇〇ちょうだい」とか言っている姿が目に浮かぶ。これは学校から帰ってきたら、長男を締め上げて事実を吐かせて、友達に謝罪させて、わたしも保護者さんに会ったら謝罪した方がいいのか?いやいや、親が出ない方がいいのか、いやーん分からない!!とぐるぐるぐるぐる。
帰宅する長男を待ち構えて事情聴取すると・・・長男が
「友達みんなで、物をあげるのやめるよう説得したよ」と。
えぇ!!?長男がそんな優等生的な行動を!!?
「え、嘘でしょ!!??なんで、なんで!!??そういって物もらってるでしょ。」(←母、長男を全く信用していない)
長男「は?ママおかしいよ。だって物をあげるってやめた方がいいでしょ。」とね。
いやぁびっくりしました。
また別の日は、次男と私がティックトックを見て大笑いしていたら・・・長男に
「ティックトックなんて観るのやめなよ。変な影響受けるよ。アプリ削除した方がいいよ」
と注意されました(笑)
恐らく、クラスの雰囲気がティックトックに否定的なのでしょう。
あとは長男の部活を観に行くと、周りのお友達が・・・親に反抗的な態度どころか、みんなの前で親と普通に話したりする。それに長男も影響されたのか?
長男、以前は「学校では他人のふりして」とか言っていたのが、学校で私に普通に話しかけてくるようになって驚きました。
影響受けすぎだろ(笑)なんですが、いい影響を受けているので、あぁお友達のみなさんありがとうございます、ありがとうございます。と足を向けては眠れません。
影響受けやすい男子は、環境を変える
「学力」の経済学には、負のピア・エフェクト(友達から受ける影響)から逃れるのなら、引っ越しをするのも選択肢と書かれています。
我が家の場合、長男の負のピア・エフェクトが中学受験によって改善されて、長男にいい影響があったということ。
そのため「私立」に行ったからというより、合格した学校でたまたま友達に恵まれたというのが正しいのでしょう。こればかりは運もありますが、我が家の場合は、長男は中学受験合格してよかった!!と毎日感謝しています。
最近、長男の小学校時代の同級生が飲酒で問題を起こしたと聞きました。一緒にいたら長男も確実に飲酒するタイプなので、もし長男が地元公立に進学していたら、長男の行動を制限せざるを得なかったと思います。
ですが現在は周りのお友達に恵まれているので、子どもだけで「〇〇の打ち上げ」なんかもしていますが、制限はしていません。多少夜遅くなるときもありますが、連絡くれればOKにしています。
長男は行動を制限すると反抗するので、長男が今の学校に進学したことで、親子関係も良好! ありがたや~~。
逆に・・・次男は周りから影響を受けにくいタイプ。それよりも、周りから認めてもらうことで伸びる性格なので・・・公立で「勉強・スポーツを頑張って」今のままの立ち位置をキープするのがいいんだよな~。
長男が中高一貫に通うようになり、更に次男は地元公立!という確信も強まりました。
ブログを読んでくださっている方に感謝
1年前、このブログを通じて色んな方にアドバイスをもらって助けてもらって、結果今の「いい環境」があると思うと、こちらも感謝しかありません。
今年の受験生の方は、受験まで100日を切っています。
やっぱり思うのは、勉強は競争ではないということ。だから全ての受験生が当日全力を出し切れるように・・・。インフルエンザとかどっかいけーー!!!
全員がご縁のある学校に巡り合えますように。
もちろん受験生じゃない子も含めて・・・全員が笑顔で来年の4月を迎えられますように♪



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