中学受験をしない人でも知っている「下剋上受験」。
わたしももちろん知ってはいました。ただ天邪鬼な性格なので・・・既に有名なものはスルーでいいかななんて(有名な、東大理Ⅲママの本なんかも読んでません)。
それでね、知らなかったんですけど下剋上算数って問題集なんですって!!
わたしてっきり算数の勉強法を書いた小説みたいなものだと思っていたのでびっくり。
それなら購入してみようと思い、ネットで最初に目に止まった「下剋上算数 攻略本1」というものを購入してみました。
そうしたら、まずは「下剋上算数」(攻略本)じゃない方を買っておくべきだった様子。
なんと私が購入した「下剋上算数攻略本」は、「下剋上算数」に準拠した解説書だということ。なんてこったい。
そんなわけで買う順番を間違えた感がありますが、自分の頭を整理するためにまとめてみます。
まず有名な「下剋上受験」は桜井さんの体験をまとめた文庫本なようです。
そして、中学受験算数のテキストというのが「下剋上算数(基礎編)」
続く「下剋上算数(難関編)」
そして今回私が分けわからず購入した「下剋上算数攻略本」というのは、「下剋上算数」に準拠した解説書なんだそう。
ちなみに対応は以下の通り。
下剋上算数準拠
第 1回~第 30回・・・stage1
第31回~第 50回・・・stage2
第51回~第 75回・・・stage3
第76回~第100回・・・stage4
わたしはそもそもの本家である「下剋上算数」を持っていないため、そもそもレビューするって言ってもポイントがズレてしまいそうなので、チラリと感じたことだけを書いておいて、レビューとしてはまたいつか書きたいと思います。
下剋上算数攻略本stage1
残念ながら、「下剋上算数攻略本」の中身がチラ見できるサイトを見付けることはできませんでした。
そのため簡単な構成を書いておくと、問題文がありその下に桜井さんの板書(解説)が手書き風に書かれている。という感じ。
私は下剋上算数自体を触れるのも初めて。解説を見ると、下剋上算数独自の解き方だということだったので、とりあえず1問1問解いてみています。
今はまだ第5回P40くらい。
この本の著者さんって実は塾講師じゃないのという噂もあるようですが、私はそうは思いませんでした。
というのも、下剋上受験にある通り、恐らくお子さんと1問1問解いていったのだろうという自分と似た臭いを感じたから(私なんて足許にも及びませんが)。
あとは、解き方が中学受験独特の(塾技”算数”のような解き方)ものよりは、中学数学に近い印象だったからです。
というか・・・つるかめ算・・・下剋上算数攻略本1だと「これそもそもは、2次方程式の解き方だよね?」という解き方。あとは□を用いつつも方程式のような考え方で解いていくものもあり。
そして「文章を読みながら□を用いて式をたてていく」というのも特徴のようでした。
うちの算数が苦手な長男は、この「文章を読みながら式をたてていく」というのがそもそもできません。文章を読んだだけでは数をイメージできないからなのですが、もちろん文章から式を書ければ理想です。(次男はこのタイプ)
そのため、我が家の場合は小6以降の入試算数の基礎が終わらないと使用が難しそうです。
計算の工夫もなるほどと思えることがたくさんですが、我が家の場合この「計算の工夫ができないか」を「考える」課程でミスを犯しそうですし、そもそも頭の回転が速くないので「工夫」を考えているうちに時間だけが過ぎていきそうです(笑)そもそも簡単な計算もミスするレベルなので。
と、現在小5長男にただちに使える内容ではありませんでしたが、小6以降で取り組むと印象が全く変わってきそうです。
せっかくだから使用してみてレビューしたいな~と思うので、長男が小6になり実際に使用した際にはまたレビューしたいと思います。そこまで勉強が続いていたらですが。
記念すべき下剋上シリーズ第一弾。長男の中受勉強が進むにつれて、レビューできる問題集が増えてきそうで楽しみです。
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