(注)主に2年生のものを中心としたレビューとなります。「最レベ」「トップクラス」「スーパーエリート」の総合比較は「最レベ・トップクラス・スーパーエリート徹底比較」をご覧下さい。
以下の3つが小学校低学年向けで難易度高い問題集御三家(私が勝手に命名)です。
■「最レベ」シリーズ
■「トップクラス問題集」
■「スーパーエリート問題集」
今日はその中の「トップクラス問題集」をレビューしたいと思います。
目次
「トップクラス問題集」の特徴
まずはトップクラス問題集の特徴です。
- 小学1年生~小学4年生があり
- 中受算数の準備、入塾テスト対策が目的
- 内容が単元毎に「標準」「ハイクラスA」「ハイクラスB」「トップクラス」の3(ハイクラスAとBは難易度にあまり差はありません)段階に分かれています。
最レベ・スーパーエリートが3年生までであるのに対して、トップクラスは4年生まで出版されているのも特徴です。
トップクラス問題集の内容は?難易度は?
トップクラス問題集は単元毎に「標準」「ハイクラス」「トップクラス」問題の3レベルに分かれています。
3レベルに分かれているのは最レベやスーパーエリートと似ていますが、「トップクラス問題集」で特徴的なのが、「ハイクラスA・B」の問題が、同じ種類の問題の反復(つまりハイクラス問題が各単元毎に2回ある)になっていることです。
(一応A・Bで難易度は多少違うみたいですが、やった感じはだいたい難易度は同じと程度と思いました)
やや難易度の高い問題を何問も繰り返すことにより難しい問題に慣れることができるので、個人的にはこのA・Bの反復が気に入っています。
トップクラス問題はかなり難易度が高め。トップクラス問題は学年が上がる毎に難易度が上がっていきます。
3年のトップクラス問題になると特殊算も多くでてきます。
難易度を「最レベ」と比較すると・・・難易度は同程度ですが、「最レベ」の文章題の文が妙に捻ってあるのに対して、「トップクラス問題集」の文章問題は、(いい意味で)捻りがなく素直な問題が多いです。
最レベ | トップクラス | |
問題量 | △(やや多いか) | |
解答の詳しさ | ○ | |
標準問題の難しさ | ○ | |
最高難易度問題の難しさ | 同程度 | 同程度 |
単元によってトップクラスの方が難しかったり、最レベの方が難しかったりします。
学校で出てくる単元は最レベの方が難しいかなという印象ですが、植木算(2年生)はトップクラスのほうが断然難しかったりとバラつきがあります。
(ですがこのレベルの問題を解く子たちにとっては大きな難易度の差はないかと思います。)
トップクラス問題集のマイナスポイントは?
あまり欠点が見付からないトップクラス問題集ですが、1つ挙げるとすると「字が小さめ」なこと。
幼い子供が問題ページを見ると「うわっ、問題が多そうで面倒くさい」と思ってしまうかも。そのためきっちりしっかりとしている女子向きかな~と思います。
我が家のようなザ男子は最レべ派です(;^_^A
姉妹版のトップクラス問題集 徹底理解編が出版されています
トップクラス問題集に取り組む前にという位置付けで「徹底理解編」も出版されています。
こちらはトップクラス問題集から「トップクラス問題を抜いた問題集」といったところ。
受験予定がないのなら徹底理解で充分だと思います。
小2次男が「トップクラス問題集2年生」をやりました
算数は得意な次男ですが、トップクラス問題ではかなり苦戦しました。
だからこそ「トップクラス問題集」の反復問題(トップクラスA・B)がすごくよかったです。やはり算数も繰り返すことでできるようになります。
我が家、中学受験の難問揃いの問題集も3巡やって偏差値が突然上がった経緯があり。トップクラス問題集も算数の繰り返しの重要性を押さえた問題集だと感じます。
番外編…
次男の線分図。字が拙い・・・。成長の遅さがわかりますね・・・。これを書きながらチョコっていうカタカナ書けないし・・・。とにかく暗記が大の苦手な次男です。
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